よくある質問

「歯磨きもきちんとしているのに、半年ごとの定期健診の度に新しい虫歯が見つかってしまう。治すばかりの治療ではなく、虫歯をつくらないようにするにはどうしたらよいか？」予防歯科の発想はこの考え方からきています。

虫歯の原因は人それぞれ異なります。食習慣が悪い人、 細菌が多い人、抵抗力(唾液の力)が弱い人。

その原因を調べるのが唾液検査です。

唾液検査を行うと、その結果から一人ひとりに最適の予防計画が立ちます。 私たちのチームは虫歯を作らないために今できることは 何なのか、一番にすべきことは何かを一緒に考えていきます。

どのように検査をするのか、簡単にご紹介します。

検査は簡単で短時間、痛くありません。

はじめに、味のついていないガムを５分間噛みながら静かに唾液を出します。 出た唾液の量が多いほど、口の中の食べ物を早く洗い流します。 歯の質を強くします。抗菌作用が働きます。そして、唾液の中和力（食後の歯が溶けやすい賛成の環境からどれくらい早く中性の状態に戻るのか）を調べます。

唾液から虫歯菌を培養し、ミュータンス菌（虫歯のきっかけを作る菌）ラクトバチルス菌（虫歯を進行させる菌）がどのくらい多いか調べます。

次回の来院時、検査の結果と、あなたに最適な予防法をお伝えすることになります。